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2020/06/19

面接時に、施設の見学があるらしい。気をつける点は?~介護 面接の悩み

実際に働く現場を自分の目で確かめるチャンス

施設の見学は、すべての事業所の面接で行われるわけではありません。ただ、面接場所が、応募先の施設の場合は、その可能性があると考えておいたほうがいいでしょう。

施設見学の目的のひとつは、実際に働く場所を見てもらうこと。面接はマッチングです。面接者も、施設のことや、一緒に働くスタッフのことを知ってもらったうえで、働く意欲のある人を採用したいと思っています。そのための機会と考えているのです。

実際に施設に足を踏み入れれば、職場の雰囲気が感じられます。応募者にとっては、働く環境を自分の目で確かめ、自分に合う職場かどうかを見極めるチャンスです。
スタッフがどんな仕事をしているか、イキイキとした表情で働いているか、利用者にどんな風に接しているか。
あるいは、利用者が育てている素敵な花壇があった、季節のイベントの写真が楽しそう…など、いろいろなところにアンテナを向けて情報をキャッチしましょう。自分がそこで働くことをできるだけイメージしながら見ていくと良いでしょう。

 

見学中の表情や態度が採用の決め手になることも!

かしこまる必要はないものの、かといって気を抜けないのが施設見学。
なぜなら、施設側は、見学している間の様子も採用の判断材料として参考にしているからです。そのため、見学の時間も含めて、面接時間をたっぷり1時間~1時間半とっている事業所もあります。

では施設案内のときに、応募者のどんな点を見ているのでしょうか?
それは、自然に出てくる、応募者の「素」の表情や態度です。

たとえば、見学中に利用者とすれ違うことはよくあります。そのときに、明るく挨拶をする人。目線をあわさず素通りする人。そうした利用者への対応をしっかり見ています。

そして「面接の時は緊張で表情が硬かったけれど、高齢者の方と接するときは素敵な笑顔になるんだな」「この人は本当にお年寄りと接するのが好きなんだな」など、ここでの印象が採用の判断に大きく加点されるのです。

反対に、施設見学の対応を見て、「面接では優等生の答えだったけれど、本当にこの人はお年寄りを大切にする気持ちがあるのかな?」という印象を持たれることもあります。たかが見学、などと気を抜いて臨まないよう注意しましょう。

また、見られているのは施設見学のときだけではありません。最初に玄関を入って面接が行われる部屋に行くまでの態度もチェックされています。利用者や他のスタッフへの挨拶や笑顔を忘れないようにしましょう。

 

感想や質問で、やる気や真剣さをアピール!

施設の見学が終わると、感想を聞かれ、質問はないかと尋ねられることが多いでしょう。
そのとき、「特にありません」とか「いいと思いました」などと簡単にひと言で済ませてしまうのはもったいない。不明点を確認するチャンスですし、やる気をアピールするチャンスでもあります。

介護の仕事は観察力が求められる職種。利用者の小さな変化にも気を配れるというのは、介護職に必要なスキルです。だから、どんな感想を持ったかというのは、どういうところを見ていたかという判断材料になるのです。感想や質問が「特にない」のでは、何も注意して見ていなかったのかな、と受け取られてしまうかもしれません。

最初に、施設見学は、働く環境を自分の目で確かめるチャンスだと説明しました。その視点を持って見ていけば、自然と自分の関心のある部分に目が行くはず。そうやって気づいたこと、感じたことを通じて、介護への思いや真剣さを伝えましょう。

介護業界経験者の場合は、これまでの経験や仕事への向き合い方が伝わるように、より前向きで、具体的な感想や質問を心がけると良いでしょう。